「All-Purpose Flour」とは?万能?使い方は?
アメリカのレシピなどを見ていると「All-Purpose Flour(オールパーパスフラワー)」を使うものが多く出てきます。この記事では、アメリカのAll-Purpose Flourについて、特徴や使い方、他の小麦粉との違いなどを紹介していきます。
All-Purpose Flourとは?
All-Purpose Flourは、広い用途に対応できるFlour。バターケーキ、クッキー、パイ、パンケーキなど、幅広いレシピに対応できるため、アメリカの家庭ではこちらを使う人も多くいるかと思います。
主な特徴:
- All-Purpose Flourのタンパク質含有量: 通常11%前後で、中程度のグルテン形成が可能です。Bread Flourよりも、たんぱく質含有量は少なめになります。
- All-Purpose Flourは、しっとりとした食感のクッキー、パウンドケーキ、パンケーキ、ピザ生地を作ることが出来ます。イメージとしては、サクッとした食感を求めないものに適正かなあと思います。
All-Purpose Flourでスポンジケーキを作ると・・・あれ????といった食感になり ました。
All-Purpose Flourの選び方
- All-Purpose Flourのタンパク質含有量・・・11%前後
商品にタンパク質のパーセンテージが記載されていることが多いので、これを確認してみてください。 - ブランド
King Arthur 、Bob’s Red Mill、GOLD medalなど色々なメーカーから がAll-Purpose Flourが販売されています。我が家はTrader Joe’sで購入することが多い傾向です。
下記はTrader Joe’sで購入したAll-Purpose Flourになります。ちなみにTrader Joe’sのAll-Purpose Flourはたんぱく質含有量10%
All-Purpose Flourは、どこで買える?
Bread Flourを取り扱う店にはおいてあるかと思います。以前の記事に具体的なお店、取り扱う商品例も記載していますので、こちらもご参考に!↓↓↓
All-Purpose Flourについては、Trader Joe’sでも取り扱いがあります!
All-Purpose Flourの使い方
All-Purpose Flourは料理やお菓子作りなど幅広く使える点が特徴です。以下は、All-Purpose Flourを使った例になります。
- クッキー
- All-Purpose Flourは、サクサクというよりもややしっとり、ずっしりといった食感に近いかと思います。アメリカの店頭に販売しているクッキーの食感というとわかりやすいかもしれません。好みによって使い分けるのをお勧めします。
- パンケーキ、ワッフル
- 軽い食感としっかりとした形を両立するAll-Purpose Flourは、朝食のパンケーキやワッフルを作る際に使うことが出来ます。我が家はパンケーキを作る際にAll-Purpose Flourを使うことがおおいです。
- ケーキやマフィン
- ケーキやマフィンにも最適です。ケーキと言ってもスポンジケーキではなく、パウンドケーキなどずっしりとした食感のバターケーキ向きです。
- ピザ生地
- 薄いピザ生地を作りたい場合はAll-Purpose Flourが適しています。ふわっとした厚い生地を求めるなら、Bread Flour がおすすめかと思います。
- ホワイトソース
All-Purpose Flourの保管
Bread Flourと同様、未開封の場合は通気性の良い冷暗所で保管するのが良いかと思います。開封後は密閉容器や密閉できる袋(ジップロック)などに移して冷蔵庫で保管すると良いかと思います。